2015年4月27日

「公文書管理」に関する情報 3

 ネット上でとても興味深い資料をみつけました。
 平成27年1月14日に開催された札幌市公文書管理審議会の第2回公文書管理審議会の資料です。

 この回では、「平成26年度に保存期間が満了する廃棄予定簿冊(10年以上保存)の確認」が行われています。
 ここでは、延長の結果10年以上保存された文書も確認対象となっています。

 つまり、「もともと5年保存を指定されたが保存期間が延長され、結局10年以上保存された文書」も対象だということです。
 「会議録」をみると札幌市が「重要公文書」を具体的にどのように選び出しているのかがよく分かります。

 また、資料1から資料3をみると、どの程度の量の文書が「重要公文書」に指定されたのか、各課が指定した「重要公文書」、公文書館が指定した「重要公文書」、双方が指定した「重要公文書」はそれぞれ何か、具体的何が「重要公文書」に選ばれたかが分かります。
 このような情報がオープンにされていることに感動です。

 これらの情報は、すべて札幌市のサイト「公文書管理審議会」のページから確認できます。
http://www.city.sapporo.jp/somu/kobunsyo/singikai.html