2015年2月2日

10年大昔・・・

 先日、テレビ番組を視ておりましたら、今年「平成27年」は「昭和90年」にあたるとのことでした。ちょっと調べてみたところ、以下が判明しました。

 「平成27年」は、「明治148年」「大正104年」「昭和 90年」。
 意外だったのは、現在、江戸時代からたった150年しかたっていないということです。同時に感じたのが「たった150年でこれほど分からなくなってしまうものか」という驚きです。

 今日、社会が変化するスピードは、加速度的に速くなっています。「10年一昔」ということばがありますが、いまや、10年は「大昔」、「一昔」は3年、5年といった印象です。そして、この変化のスピードは、人が過去を忘れるまでの時間にもきっと影響を与えることでしょう。

 これは、個人にとっても、組織的にとっても「忘れてはならない記録をどのようにつくり、どのように残すか」という課題につながるような気がします。