2013年5月13日

イメージトレーニング

 一流のアスリートは、イメージトレーニングをすると好成績につながるとよく聞きます。
 主に、良いイメージを作り出して緊張を和らげたり、悪い状況にも適切に対応できる心の準備をしたりする結果、自信がつく、成功率が上がるなどの効果があると言われています。

 仕事の中で言えば、プレゼンテーションの前などに時間配分や質問を想定して本番に備えること等はよく行われていることと思います。

 工程の多い複雑な業務も、一度シミュレートしてみるとうまくいく事が多いように思います。
 頭の中にフローチャートを書いて、工程を実際になぞってみると、見落としていた事が見えてきたり、必要なものがわかってきたりします。紙に書き出したりすればもっと効果的でしょう。

 文書管理に関しても、発生から保管、保存、廃棄という各段階、さらに検索や情報公開・歴史資料指定など多くの考慮すべき事柄が存在します。
 各段階で、必要になってくるのは何か、次にはどのような段階になるのか、どんな問題点が発生してくるのか、どうしておけば後工程が楽になるのか・・・という事を一度流れに沿ってシュミレートしてみることが、今何をするべきなのかが見えてくる近道ではないかと思います。