2012年3月6日

ファイル名は誰のためのもの?

 文書をファイルに綴じる場合に、ファイルに名前をつけます。
あたりまえの事のようですが、どのような名前にするかは実は難しかったりします。

 明確なルール付けがされていれば別ですが、自由につけていいとなると迷うところです。

 実は、日々使っているもので、自分さえわかっていればいいというのであれば、
青色のファイル、折り目がついているファイル、あの場所にあるファイル・・・
という具合に、ファイル名が抽象的であったり、たとえ名無しであったとしても本人にはすぐに取り出せたりします。

 しかし、例えば3年後にそのファイルや中の文書を探す場合、人事異動等で他人に引継ぐ場合にはどうでしょう。

 そう考えると、数年後の自分のため、自分の属する組織のため、後を引き継ぐ人のため、役所等であれば情報公開など市民のため、適切なファイル名をつけなければなりませんね。